看護師の仕事は、病人や怪我人の治療や回復をサポートする、非常にやりがいある仕事です。ただし、それと同時にストレスを感じやすい仕事でもあります。
また、慢性的な疲労やストレスが続くことで、体に不調が起きたり、うつ病などの精神疾患が発症したりすることもあります。慢性的な疲労やストレスを解消するには、仕事の合間に適度なリフレッシュを行うことが大事です。
適度なリフレッシュとして、定期的な深呼吸が効果的です。
人間が何かに集中している際は、無意識に呼吸が浅くなっていることが多いです。呼吸が浅くなってしまうと取り込む酸素の量が減ってしまい、脳や体に十分な酸素が行き届かなくなり、自律神経が大きく乱れる原因になってしまいます。
そんな時に深呼吸をすると脳や体に再び酸素が行き渡るようになり、気分を変えたり、疲れを軽減することができます。
ですが、ただ深呼吸をすれば良いというわけではありません。正しい深呼吸をしなければ、酸素は十分に行き渡らないでしょう。
深呼吸でまず間違いやすいのが、先に息を吸ってしまうことです。先に息を吸ってしまうと、取り込める酸素は限られてしまいます。
正しい深呼吸をするためには、1度深く息を吐ききった状態にする必要があります。それから思いっきり息を吸い込むことによって、たくさんの酸素を吸い込むことができます。
そして息を吐く際は、できるだけゆっくりと吐き出します。数回繰り返すだけでも、自律神経を整える効果があるでしょう。